ジャンボタクシーで巡る 四国おへんろの旅 概要

 
タクシーで巡るおへんろの魅力
 
● おすすめポイント
 
タクシーおへんろの良いところ
・乗換えがほとんどない
・山門の前、または境内まで移動できる
・先達資格を持つドライバーが同行するので作法や寺内の歴史等知ることができる
・個人からグループまで対応できる(人数に合わせて、ジャンボタクシーも手配可能)
・少人数なので気を遣わず巡礼できる
・大人数ツアーより期間を短縮できる
 
● タクシーおへんろとは?
 
四国八十八か所をタクシーで巡るツアーです。おひとり様からグループまで、幅広く対応でき、団体旅行ではないので気を遣わずにいられます。経験豊富な先達がタクシードライバーとしてご案内するので、初心者でも安心して巡礼できます。
 
タクシーだからこそできる、無理のないおへんろ旅
ご到着した駅やホテル等からタクシーでお迎えにあがります。
巡礼中は細道や、お寺の境内までご案内しますので、足腰が弱い方でもご安心ください。
乗り換えもほとんどなく、プライベート感覚でおへんろを巡ることができます。
 
少人数ツアーだから短期間でもおへんろが可能に!
短期間でお遍路をめぐりたい方こそ、タクシーおへんろがおすすめです。
少人数なのでバスツアーよりも短期間で巡礼できます。
旅行会社が、交通手配から、スケジュール管理まで迅速対応いたします。
 
お客様のご要望にできるかぎりお応えします
お遍路もしたいけど、観光もしたいというご要望等、時間がある限り対応します。
昼食は四国各地の郷土料理等おいしいお店にご案内します。
 
● タクシードライバー全員が四国八十八か所公認先達です
 
すべてのツアーに先達がつくので、初心者の方やお遍路の知識がない方でも安心して巡礼することができます。 巡拝の作法や読経、弘法大師の伝説等一人ではわからないことも先達が丁寧にご案内します。
※先達(せんだつ)とは、道案内はじめ、巡拝や札所寺院に関する知識があり、お遍路を先導する人のことです。 四国八十八か所霊場公認先達になるには4回以上巡拝していること、等一定の条件が定められています。
 
おへんろの作法や心得
山門前でのお辞儀から合掌まで、基本的な作法をお教えします。四国お遍路する上で特別な心得等交えながら紹介します。
 
読経
初心者の方のために、初日は一緒にお経を読みます。ツアーでは般若心経が書かれた冊子を無料でお渡しいたします。
 
おへんろの歴史
巡礼中は四国に残る弘法大師の歴史や伝説等をご紹介します。より弘法大師を身近に感じていただければと思います。
 
食事の作法
参加者全員で「食前合掌」「食後合掌」を唱えます。食事を「有難く頂く」ということを身をもって体験できます。
 
● 一人参加でも大丈夫でしょうか?
 
一人参加も受け付けております。相部屋ではございませんので他の方に気を遣う事なくご参加いただけます。
 
● 体力にあまり自信がなく、他の方と歩くペースに合わせることができません
 
タクシープランでは、ドライバーがお一人お一人のペースを考慮してご案内いたします。
階段の昇り降りや歩く距離が長く無理な場合は、納め札、賽銭をお預かりして代参いたします。
 
● お参りはどのようにするのですか?
 
  1. 山門や仁王門に一礼して境内に入る。
  2. 手水鉢(水がきれいな場合は口をすすぐ)で手を清める。
  3. 鐘楼で鐘を撞く。
    (お寺によっては禁止しているところもある。また、参拝後は鐘を撞かない。)
  4. まず、本堂で線香、灯明をあげ、お賽銭を納める。
    写経、納め札を所定の場所におさめる。
    般若心経を唱え、それぞれのご本尊と光明真言、ご宝号(南無大師遍照金剛)を三回繰り返し、回向を唱える。
  5. 大師堂に向かい、 灯明をあげ、お賽銭を納める。
    写経、納め札を所定の場所におさめる。
    般若心経を唱え、光明真言、ご宝号(南無大師遍照金剛)を三回繰り返し、回向を唱える。
  6. 山門を出るとき、手を合わせ一礼し、左足から出る。
 
少々複雑ですが、タクシープランではドライバーが、バスプランでは先達が、お参りに関するマナーや参拝手順、注意事項等説明いたしますのでご安心下さい。
 
● 「おつとめ」はしなければなりませんか?
 
「おつとめ」とは、通常はお寺で行われる法要や勤行のこと。札所での参拝、納経、遍路自体も「おつとめ」。
「おつとめ」をすることは、お客様の自由です。
宗派によっては、抵抗のある方もいらっしゃいます。
 
● 納め札はどうすればよいですか?
 
納め札は、事前に住所、氏名を書いておき、お参りした時に本堂と大師堂に納め、ご本尊とお大師様に参拝の報告をいたします。
納め札は巡拝の回数によって色が変わります。
白:1~4回 / 緑:5~7回 / 赤:8~24回 / 銀:25~49回 / 金:50~99回 / 錦:100回以上
 
● 八十八ヶ所できつい札所はどこですか?
 
愛媛県の45番札所岩屋寺は、駐車場から岩屋寺まで約800mの距離を歩きますが、急な坂道と石段の多さで参拝時間も1時間以上を要する札所です。
他に、60番札所横峰寺や71番札所弥谷寺も坂道と石段の多いお寺です。
 
● どのような服装で参加すれば良いですか?
 
本来は白装束ですが、普段着でも問題はありません。
しかし、衣装を整えることで巡拝する気持ちや心構えも変わるものです。
白衣、輪袈裟、数珠、金剛杖、納経帳は揃えた方が良いでしょう。
 
● 杖はやはり持っていた方が良いのですか?
 
金剛杖と云い、同行二人(どうぎょうににん)と南無大師遍照金剛の文字が書かれています。杖は、弘法大師の分身として大切に扱ってください。
また、杖の上部には五輪を刻んでいます。昔のお遍路さんは途中で行き倒れ、命を亡くすことも覚悟して巡拝していましたので亡くなった後、杖がご塔婆(お墓)の代わりとなります。
 
● 白衣と朱印用白衣はどう違うの?
 
通常の白衣は、巡拝中お客様が身につけて巡るもので、原則的には一切朱印等いただきません。(但し、最近では縁起が良いこともあり20番札所鶴林寺の“鶴”と39番札所延光寺の“亀”の一対を背中に押印していただく方もいます。) 朱印用白衣は、巡拝のとき納経所にてご宝印をいただきお遍路さんご自身が来世の旅路に着るためのものです。
 
● 杖や白衣に書かれている「南無大師遍照金剛」はどういう意味ですか?
 
「南無」は帰依すること。
「遍照金剛」とはお大師さまが唐の都、長安で恵果阿闍梨より与えられた灌頂名。つまり弘法大師の教えを信じ、自分を大師さまに任せるという意味。
参拝の際に唱えるが、お遍路さん同士の挨拶言葉でも使われます。
 
● 納経軸を表装して掛け軸にしたいのですが、宗派による種類はありますか?
 
真言宗の方は「弘法大師」、曹洞宗・臨済宗の方は「釈迦如来」(南無釈迦無二仏)、浄土宗・浄土真宗の方は阿弥陀如来ですので「南無阿弥陀仏」のお軸をお勧めいたします。
 
● 納経帳のご朱印と墨書きは何と書いているのですか?
 
三行に書かれており、通常右側に「奉納」、中央にその札所のご本尊を表す梵字、その下にご本尊、左側にその札所名となります。
 
閉じる